プログラミングスクールの口コミ

N予備校でプログラミング授業体験!社会人も入学OK。学費が安い&わかりやすい

N予備校
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N予備校は、インターネット上の予備校です。中学校の復習から大学受験まで幅広くフォローしていますが、一方でプログラミングやWEBデザインの授業もかなり充実しています。

入校の条件はないので、社会人でも現役高校生に交じってプログラミングを学べてしまいます。

今回はN予備校に入学した社会人のプログラミング授業体験記をお送りします。

⇒中学生向け「Nコードラボ」プログラミング講座の口コミ評判はこちら。

N予備校は誰でも入学可能なスーパースクール

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まずは、N予備校の特徴を簡単に説明します。出版社のカドカワとIT企業のドワンゴは、学校法人角川ドワンゴ学園としてネット上の高校N高等学校とS高等学校を運営しています。

この高校の学習ツールとして位置づけられているのが、N予備校です。N予備校も、ネット上で展開されており、全国から時間を問わずアクセスができます。

N予備校では中学校の復習や大学受験対策ができるほか、プログラミングやWEBデザインといった幅広い授業が行われています。未経験の高校生にエンジニアとして就職できるレベルのプログラミングやWEBデザインのスキルを、というコンセプトで行われている授業は中身が非常に濃いです。

「予備校というからには高校生や浪人生しか入学できないのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は年齢制限は一切ありません(ただし、未成年者が契約する場合は保護者の同意が必要)。

社会人でも学費を払えば入学可能です。

大人のロボットプログラミング教室「体験型AI入門講座」は初心者もOK

体験入学および本入学の仕方

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N予備校には体験入学のシステムがあり、だれでも無料で予備校体験ができます。体験入学をするには会員登録が必要ですが、N高やS高の学生、ニコニコ動画もしくはAppleIDを持っている人なら新規会員登録なしにログインできます。

体験入学したら、まずは「N予備校の使い方」という科目を受講して、全体の流れをつかみます。実際にどんな授業が行われているかを検索できるので、興味が膨らんできたら本入学の手続きをしてください。

本入学のための月額料金はたった1100円(税込)

※、入学金も必要ありません。支払い方法は、クレジットカード、キャリア決済(au / docomo / SoftBank / Y!mobile)が利用できます。

※iTunes Store決済も使えますが、月額料金1,300円(税込)とやや割高になります。

フォロー体制について

N予備校では、生放送での「質問する」機能を使って、講師に質問ができます。また、フォーラムシステム(質問掲示板)では、分からないところをチャット形式で質問できます。

フォーラムでは必ずしも講師が答えてくれるわけではないですが、生徒同士でもなかなか良い解答をくれる人がいますよ。

N予備校の「プログラミング入門」授業体験

N予備校のプログラミング授業には、「機械学習入門」や「ゲーム開発」など様々なものがあります。その中でも始めてプログラミングを経験する場合は、「プログラミング入門」をがおすすめ。

ここからは、実際にN予備校の「プログラミング入門」の授業前半部分を受講した感想をお届けします。

N予備校の学習システムは教材と映像授業の2方式

N予備校の「プログラミング入門」では、教材(テキスト)の提供と映像授業の配信が行われています。

教材は補助テキストというよりも、それ1つでプログラミング授業の過程をまとめたような内容です。自分のペースで学習したいという人はこれらのテキストをガンガン進めていけばよいと思います。

一方、映像授業ではテキストの内容を講師と進めていく形です。授業の放送時間にリアルタイム視聴すれば、ニコニコ動画形式のコメントを投稿することもできます。

たくさんの仲間のコメントも飛んできますので、家にいながら同級生と授業を受けているような感覚で勉強ができます。

またリアルタイムで見れなくても、アーカイブ動画として授業はいつでも視聴可能です。

録画動画には90分の生放送をそのまま配信しているものと、ポイントをまとめた約30分の解説動画があります。

ゆっくり学びたい人は生放送の録画動画、時間がない人は解説動画、もっとスピードアップしたい人はテキストでの学習という流れです。

ちなみに私は、すでにある程度プログラミングの知識があったので、テキストを中心に学習を進めていきました。

「プログラミング入門」の授業は環境開発設定が丁寧

「プログラミング入門」の授業は、最初ブラウザー(Chrome)やテキストエディタ(Visual Studio Code)のインストール方法を解説するところから始まります。いわいる開発環境設定の方法ですね。

この説明がかなり詳しく載っているので、オンライン授業でも安心です。開発環境設定が終わったら、続いてHTMLの入力、Javascriptの基礎を学びます。その後はLinuxやGit、Node.jsなどたくさんのプログラミング知識に触れていきます。

学ぶ内容のレベルが上がっても、箇所箇所で必要な開発環境の設定について丁寧な導入があります。

環境設定の面ではさまざまなプログラミング学習ツールを利用してきた私の経験上、最も分かりやすい説明だと思いました。

Javascriptを中心にプログラミング学習

基本的に「プログラミング入門」では、Javascriptを中心とした学習でWebアプリの開発を行っていきます。HTMLやCSSについては、学習過程でさっと触れる程度です。

HTMLやCSSの詳しい内容を知りたい場合は、「Webデザイン」の授業を受講した方が良いでしょう(なお、「Webデザイン」の授業では、WordPressやAdobe XDの扱い方も学べます。)

授業は「プログラミング概論」の傾向?

プログラミング入門の授業はJavascriptが基本になっていますが、その内容は非常に広く、「こんなところまでやるの?」というほどたくさんのプログラミングスキルを学習していきます。GitHubやLinaxの扱いも学びます。

最短のテキスト学習で47時間とされているこのプログラミング入門授業、はっきりいって1つ1つの内容を丁寧に深堀していると学びきれないです。そのため、必要な説明は非常にシンプルにまとめられています。

具体的に言えば、授業の形式は1つのプロジェクトを達成するために必要な知識をその場その場で学んでいく形になっています。

例えば一般的なプログラミング学習では「Javascriptの関数の書き方」を説明する際、名前付きの関数→無名関数→アロー関数のように関数全体をまとめて、順番に学んでいくことが多いのですが、

それに対しN予備校の場合、関数の項では組み込み関数と名前付きの関数のみを扱い、次にいきなりオブジェクトのプロパティとしての関数を扱います。

その後別のプロジェクトを進行しているときに、無名関数やアロー関数が登場する…という形です。DOM操作(Javascriptでドキュメントを操作する方法)についても、詳細な解説がなく、箇所箇所での解説が行われます。

カテゴリーごとの知識ではなく、あくまでプロジェクトの中に必要な一要素として扱うことが学習方針のようです。

ドットインストールProgateのようなプログラミング学習サイトが「プログラミング言語各論」とすると、N予備校の授業は「プログラミング概論」という印象です。全体の流れを大雑把に把握して、より深く勉強したい人は「自分で調べてね」という形かな、と感じました。

なので、基礎的なプログラミングの知識がある人がより実践的な知識の生かし方を学ぶにはとてもよいと感じました。

またプログラミング未経験者でN予備校の授業で「よく分からなくなった」という人がいたら、該当箇所の部分をドットインストールなど「プログラミング言語ごとに解説がある学習ツール」で復習するといいと思います。

⇒ドットインストールは評判通りか体験してみた。有料会員のメリット・デメリット