ヒューマンアカデミー「アドビ・オンライントレーニング通信講座」の体験談です。
- アドビの特徴。
- わたしの勉強法。
- オンライントレーニングを体験してよいと感じたこと。
- イマイチだったこと。
以上をご紹介します。
目次
アドビ(Adobe)ソフトとWeb製作の関係

Web製作についての勉強の方向としては2つあります。
1つはHTML・CSS・Javascriptなどいわいるプログラミングスキルの勉強です。しかしデザインの原案が何もない状態からWebページを作るのは難しいですよね。
普通、会社や企業のWebページを作るときはモックアップ画像(デザインカンプ)というWebページの見た目を作り、そのあと画像をHTMLやCSSで表現できるようにしていきます。
このモックアップ画像を作るためにはデザイン系のソフトの勉強が必要になります。
そしてデザイン系のソフトとしてよく使われているのがAbobe(アドビ)社が提供するPhotoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)なのです。
AdobeソフトはWebページ上のバナー製作や写真加工をする際にも使用しますから、Web製作を総合的に学ぶにはプログラミングに加え、デザイン系であるAdobeソフトの学習も大切になってきます。
格安でAdobeCCソフトが使えるヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」

PhotoshopやIllustratorはAdobe社が提供するAdobe Creative Cloud(Adobe CC)を定期購入することで使用することができます。
AdobeCCにはPhotoshopやIllustratorだけでなく、ページレイアウトを簡単に行えるIn DesignやWebページをオフィスソフト感覚で製作できるDream Weaverなどたくさんのソフトが含まれています。
ところが、AdobeCCは「ちょっとデザインの勉強をはじめたいな」という初学者にはめまいがするほど高額です。
最も安い1年間一括プランでも年間で65,760円です。
Photoshop単体のプランならもう少し安くなりますが、「PhotoshopもIllustratorも学びたい」など複数のソフトを使用したいときはやはりAdobeCCでの契約が一番便利です。
そこで、お勧めしたいのがヒューマンアカデミーの提供するAdobeオンライントレーニング通信講座です。
AdobeCCには学生・教職員版という学割プランがあります。通信講座を利用することで「学生」という身分が手に入り、個人でソフトを購入するよりずっとお得な値段でAdobeCCを利用することができるのです。
価格を見てみますと、ヒューマンアカデミーの「Adobeオンライントレーニング通信講座1ヶ月受け放題コース」の金額は72,963円(税抜)です。
これだけ見ればAdobeCC通常版の65,760円より高いですが、ヒューマンアカデミーでは頻繁に「キャンペーン」を実施しています。
2019年8月現在実施されているのは学習応援スペシャルプライスキャンペーンで、なんと36,389円(税抜)の大特価です。
ちなみに、私がヒューマンアカデミーで同コースを受講したのは2年前ですが、その時も同じくAdobeCCソフト込みで3万円台でした。
このコース、期間が1ヶ月とされていますが、これはあくまで通信講座が提供する動画の視聴期限です。
通信講座に付属しているAdobeCC学生版の使用権利は1年間となっていますし、さらにメールサポートが3か月ついてきます。
AdobeCCの通常価格より、約3万円もお得な上、使い方が学べる動画講座・質問し放題のメールサポートがついてきてこの価格は正直びっくりですよね。
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オンライントレーイングは初心者OK

オンライントレーニング通信講座の内容は「新規ドキュメントの作成」や「ドキュメントの保存」といった超基礎的な部分から徐々に「レイヤー操作」などの本格的な操作の内容に踏み込んでいく形式になっています。
そのためヒューマンアカデミーのAdobeCCオンライントレーニング通信講座はまったくPhotoshopやIllustratorを操作したことがない初心者でも学習を始めることができます。
通信講座の内容と実際の勉強法

AdobeCCオンライントレーニング通信講座の内容をご紹介します。
- AdobeCCの各種ソフトの使い方を説明してくれる動画(期間限定見放題)
- 動画の内容にそったテキスト(PDF形式で自分のパソコンにダウンロードできる)
- 動画の内容を復習する確認問題
- サンプルファイル
- 疑問点を何でも質問できるメールサポート
- AdobeCC1年間使い放題
私が行った勉強法は、まず期間限定の動画を全部見ること。この動画、Photoshop以下7つのソフトが見放題になっています。
私が購入したのは最も安いトレーニング1か月コース(他に3か月コース、12か月コースもあります)だったので、7つすべての動画を見終えることはとても無理。
目的はWeb製作の過程で必要なPhotoshopとIllustratorの基礎知識の習得なので、できるだけPhotoshopとIllustratorに絞って動画を見ました。また動画を見終わった後は、テキストを見て知識を確認するようにしました。
動画での勉強は実際のソフトの動きが見れる利点はあるのですが、同時に自分でソフトを操作するとき動画が流れていかないよういちいち停止する必要があるので結構面倒です。
私は動画を一通り流し見をして、その間はソフトの操作はしませんでした。ある程度の流れが頭に入ったら、テキストを参考にしながらソフトを動かしていく感じです。一定の範囲で学習が進んだら確認問題を解いて知識の確認をします。
しかし、確認問題は実際にPhotoshopを操作するというより、Photoshopについての知識をペーパーテストで答えるといった内容なので、これができたからといって操作がうまくなるという類のものではないです。
実は通信講座にはオプションとして「添削課題トレーニング(8課題)」をつけることができます。こちらを受講することでより具体的な課題製作にとりくむことができます。
また提出した課題に対し現役デザイナーからのフィードバックを貰うこともできます。
デメリットはオプションなので別料金が発生してしまう点です。私は申し込みしませんでしたが、より実践的なスキルを身に着けたいという人は「添削課題トレーニング」を受講してみるのも良いかもしれません。
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Adobeオンライントレーニング通信講座のメリット

まず、AdobeCCが格安で手に入るという点です。また、動画は1か月、3ヶ月などの期限ですが、テキストはダウンロードが可能なので受講期間終了後も手元に置いて復習教材として使用することができます。
内容について分からない点は、メールで気軽に質問できるのも助かりました。このメールサポート、1か月間の動画視聴期限が切れた後も2か月間=計3か月間使えるのが嬉しいです。
私は動画視聴後、他のPhotoshopやIllustratorの参考書で勉強をつづけたのですが、独学の最中に分からないことはメールで答えてもらえました。
質問内容はヒューマンアカデミーのテキスト以外の範囲でも大丈夫でした。メールサポートだけでもかなりの価値があると思います。
Adobeオンライントレーニング通信講座のデメリット

オンライントレーニング通信講座のメインとなる動画・テキストの内容ですが、その後独学で勉強を続けるとやはり基礎的な内容しか扱われていなかったのだなというのが分かります。
Photoshopにしろ、Illustratorにしろ、機能が数え切れないほどあるので、数回の動画ですべて触れることができないのは仕方がないことかと思います。
初心者からでも学習はできますが、通信講座の内容をすべて学習したからといって、いきなりphotoshopやIllustratorで仕事ができるレベルになるかといえば、やはりそれは無理な話です。
通信講座は基礎的内容だと割り切って、さらなるレベルアップを目指しましょう。
Adobeオンライントレーニング通信講座の次にやりたいこと

実践的な作品を作るためのPhotoshop・Illustratorの本はたくさん出ていますので、購入して操作を学び続けるといいと思います。
また、「Illustratorクリエイター能力認定試験」「Photoshopクリエイター能力認定試験」という検定試験を受験してみるのも良いでしょう。
私は、この2つの受験勉強をすることでより深いソフトの操作方法を学ぶことができました。
具体的な指示に基づいてソフトを操作していくので、知識がつきやすいと思います。
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