テクノロジア魔法学校って大人も対象なの?
もしかして子供向けのプログラミング教材だと誤解されていませんか?大人にも十分対応していますよ。
そこで、実際にテクノロジア魔法学校に入学した20代女性の方に体験レビューしていただきました。
プログラミングって難しくない?どんなことを学ぶのかな?値段も気になるよね。本音の口コミ!
⇒小学1年生が体験してみた。難しいよぉ…。母は楽しめました。(外部サイト)
目次
プログラミング初心者(20代女性)の体験レビュー
初めまして、ky817(20代女性)です。
「ディズニーでプログラミング教育」で話題の「テクノロジア魔法学校」、私は、2019年1月からこの教材で学び始めました。
個人的には、テクノロジア魔法学校はあくまで「プログラミングを学んだり、興味を持つきっかけ」でしかなく、
小学生などの子どもや、プログラミングというものはどういうものかを理解したいだけで、自分自身が仕事にすることまで考えていない方に合っているなぁ、と思います。
そんな、「ぶっちゃけ、どうなの?テクノロジア魔法学校」について、今回はお話ししたいと思います。
そもそもなぜ私が「テクノロジア魔法学校」に入学したのか。
「テクノロジア魔法学校」が最初に私に引っかかった理由は、「ディズニー」です。
私は、ディズニーがそこそこ好きで、東京はもちろん、カリフォルニア、フロリダ、パリ、香港、上海すべてのテーマパークに遊びに行ったことがあります。
…そこそこではないですね。(笑)
まじめな話をすると、私は教育業界でずっと働いていて、2015年から小学校の教員免許を取得するべく4年制大学の通信教育課程で勉強をしていました。
そして、「2020年にプログラミング教育が小学校で必須化される」、と聞いた時に、プログラミングを勉強していない自分がどのように教えればよいのか想像もつかない、と悩みました。
最初は、とある教育イベントで翔泳社さんに出会い、
「ルビィのぼうけん」(https://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken/)著者のリンダ・リカウスさんが来日され小学校でワークショップをされたときに
同時通訳のお仕事をさせていただいたことをきっかけに、アナログなプログラミングの教育手法に興味を持ちました。
小学校で活き活きとした子どもたちをみたのは新鮮でしたし、実際に教えるイメージもつけることができました。
しかし、そこで私自身が得られたのは「プログラマー的思考法」であり、実際にキーボードを使ってプログラミングの経験をしていないので、長期的な目で「プログラミング」を考えることができなかったのです。
私自身が、一度、プログラミングというものを経験してみることが必要で、そのうえで、子どもたちは、どこでつっかかりそうか、どこで悩みそうか、どこで達成感を覚えるか、色々と考えてみたいと思ったのです。
通信教育で小学校免許をとろうとしている自分は、ただ本を読んで資格を取ったりするのは継続しない、というのを実体験上わかっていました。
さらに、平日は仕事で働いているので自分の好きな時間に少しずつ勉強が進められるものがいいから、学ぶなら通信教育がいい、とも思っていました。
そんなわたしに「テクノロジア魔法学校」はぴったりだったのです。
⇒アドビ・オンライントレーニング。ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」口コミ体験談
「テクノロジア魔法学校」で学ぶメリット
さて、実際に「テクノロジア魔法学校」に入学して、私は正直大正解でした。
理由は以下3つです。
ディズニーが好きな人には継続しやすい仕組みだった
なんたってディズニーです。
ミッキー、ドナルド、グーフィーが主要キャラとして登場するのはもちろん、各映画の世界に入ったときにその映画の世界観の中でプログラミングを学べるのはたまりません。
「この映画とHTML/CSSがどうつながるんだろう?」「この映画とJavascriptってどういうこと?」と思ってレッスンを進めていくと「そういうことかー!」とテンションが上がるときが、私は一番興奮します。
自分が学んだことの蓄積でコードを打って、好きな映画の世界の一部が完成していくのを見ると、ディズニー映画を制作しているような気分になって、これまた、たまりません。(笑)
挫折しかけると励ましてくれるキャラクターたち
テクノロジア魔法学校には、ナビゲートしてくれる案内人のキャラクター「ミミル」がいます。
わからないことがあっても、「まだ今はわからなくても大丈夫!」とヒントを提示してくれたり、スルーさせてくれたり、「よくやったぞ!」とこまめにほめてくれます。
「これは覚えてるかな?」とクイズを出してコードを思い出させてくれたりして、もともとネガティブ思考な人間の私でも前向きに取り組めました。
こまめに気にかけてくれるところに、女性としてはグッときます。
程よくアナログ
これが、中途半端なデジタル世代の20代後半~の私のような人にはありがたかったです。
入学した際「魔導書」という本が自宅に届き、それを使って物語を進めていくのですが、各映画のレッスンを修了すると自宅にはがきが届きます。
それをこの魔導書にファイリングしていくのです。
また、次の章に進むときには、運営会社さんから次の章に進むための解除コード(チャプターアンロックコード)が記載された紙と、謎解きの際に必要になるヒントが入った封筒が黒いA4の封筒に入って届きます。
謎解きの際にも魔導書に書き込みをしたり、シールなどを魔導書に貼り付けたりするので、良い加減でPC画面から目線をはずし、紙にふれることができるので、全部オンラインで学ぶスタイルでないところが、逆によかったです。
⇒テックアカデミーTechAcademyは初心者女性にもおすすめ?無料体験した感想。
「テクノロジア魔法学校」で学ぶデメリット
一方で、これは事前に知らないと損だなあと思ったことを3つにまとめます。
物語形式で進み、謎解きがある
私は違和感がないのですが、キャラクターがディズニーキャラクターに加えて、この教材独自のオリジナルキャラクターが多数登場します。
さらに、そのキャラクターたちの対話を聞くことがまあまああるうえ(さらにボイス付き)、ストーリーを進めていくうえで謎解きなども発生します。
そうした、「ただプログラミングを勉強するだけではない」ということは、事前に理解しておくほうがいいと思います。
逆に私はそうでないとモチベーションが上がらなかったので、ありがたかったです♪
キャラクターたちのイラストもかわいいですし。性格も一人一人個性的で面白いです。
「魔導書」が重いので、カフェではできない。
前述のとり、入学すると、A4サイズで厚さ2cmほどのハードカバーの「魔導書」が届きます。
これが、重い。
届いた時には感動したのですが、同時に、これをカフェなどにもっていってそこでプログラミングの勉強はできないなあ、と思いました。
レッスン中は使わないだろう、と思うのですが、実は、ストーリーを進めていくうえで発生する謎解きでこの本が必要になり、結構頻繁に開くんです。
さらには、書き込みをしたり、ページを折ったり、届くはがきをしまったり…
小学生の「自宅学習」が元々の目的だったので、そりゃそうだよな、と思います。
カフェのコーヒー代の出費が抑えられているので、結局は良かったかな、と思います。(笑)
重い
ページがなかなか開かない、動作が遅くなる、という重い、ではなく、ファンがうるさくなるんです。
特に夢中になって長時間Javascriptをいじっていると、どんどんPCが熱くなり、ファンの音が大きくなっていきます。
私は、レッスンクリアの際に「休憩しよう!」と表示が出るのですが、夢中になって続けていて、ファンの音が大きくなって初めて「あ、長時間やっていた」と気づいています。(苦笑)
まとめ:テクノロジア魔法学校はこんな人におすすめです。
改めて、総括すると、私は「テクノロジア魔法学校」はこんな人におすすめします。
1) はじめてプログラミングを勉強する人
→ただし、タイピングや英語で文字を打つことにはなれていること推奨。
2) ディズニーが好きな人
→最近の映画の作品まで、幅広く。
3) 物語を楽しめる人
→謎解き・キャラクターの会話のシーンなど
4) 空いた時間・好きな時間に少しずつ進めたい人
→ただし、10-20分のレッスンもあれば30-40分のレッスンもあるので学習時間は自己管理
5) プログラマーになる、とまではぶっちゃけ考えていない人
→「きっかけ」として、何かの目的の達成のために活かしたいと思っている人。
6)安定したネットワーク環境が作れる人
→コードが増えてくると、重くなるため。ファンがうるさくなる。
以上、テクノロジア魔法学校の体験レビューでした。
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