ITの進化、クラウドコンピューティングの台頭、ICD-10への対応等々、医療の世界がシステム開発者やプログラマーにとってホットな領域のひとつになってきています。
そこで今回は、医療ITの中で最も注目すべき技術分野をご紹介します。
SQL
SQL (Structured Query Language)は医療の現場で最も広く使われている技術の一つです。
この古くて新しい技術がクラウドコンピューティングの台頭により、改めて注目され始めています。
オンプレミスで運用している患者データベースをクラウド化したり、複数のデータベースを統合したりする機運が世界的に高まっています。
そうした中、SQLを正しく扱えるプログラマーが圧倒的に不足しています。
HTML
Webの世界の共通言語HTML(HyperText Markup Language)は、現在までにバージョンアップを重ね、現在はHTML5に進化しています。
医療用ソフトウェア・アプリケーションの世界でもクラウドコンピューティングが台頭していますが、インターフェースの設計や、Webプログラム開発にHTMLを扱えるプログラマーが極めて不足しています。
特にHTMLとSQLを同時に扱えるプログラマーは希少で、システム開発の現場で引っ張りだこになっています。
Java
サンマイクロシステムズのジェームズ・ゴスリンが1995年に開発したJavaは、医療の世界において、特に組込系の領域で広く使われているプログラミング言語です。
組込系の医療機器の中でも、最近は遠隔医療用の患者モニタリングアプリケーションやセンサーなどの制御系で使われています。
SQLと同様、この分野でも圧倒的に人材が不足しています。
Javaスクリプト
比較的シンプルなWebアプリケーションをJavaスクリプトで開発するケースが増えてきています。
Javaスクリプトを、HTML5、CSS3と連携させてアプリケーションを構築出来るプログラマーも、システム開発の現場で極めて不足しています。
C#
マイクロソフトが開発したこのマルチパラダイムプログラミング言語は、特に電子医療レコード(EMR)やシステム・ラボ情報管理システム(LIMS)といった分野で広く使われています。
ここでも、C#を扱える人材が不足しています。
「医療ITで最も注目すべきプログラミング言語」のまとめ
以上、医療ITの中で最も注目すべき技術分野を紹介いたしました。
現役プログラマーで医療の世界に興味をお持ちの方、またはこれからプログラミングを学ぼうという方は、ぜひ参考にして下さいませ。
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